司法書士法人 貝原事務所(沼津市の司法書士)

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社会福祉法人の代表者

平成29年4月1日の改正法施行の前後で取扱いが異なる。

なお条文は、特段記載のない限り、社会福祉法(昭和二十六年三月二十九日法律第四十五号)。 

改正前

第三十八条  

理事は、すべて社会福祉法人の業務について、社会福祉法人を代表する。ただし、定款をもつて、その代表権を制限することができる。

 →「理事長」というのは法文上では観念されておらず、理事が代表権をもつことを前提としつつ、「代表権の制限された理事」を選任し代表者を決定していた。

そのため、登記上も、「代表権を有する者の資格」は「理事」であった。

 

改正後

第四十五条の十七  

理事長は、社会福祉法人の業務に関する一切の裁判上又は裁判外の行為をする権限を有する。

→理事会により選定される理事長が代表権をもつ。登記上も、「代表権を有する者の資格」は「理事長」となる。 

 

附則がある。

附則第十五条  

この法律の施行の際現に在任する社会福祉法人の理事の代表権については、施行日以後に選定された理事長が就任するまでの間は、なお従前の例による。