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司法書士法人 貝原事務所(沼津市の司法書士)

司法書士法人 貝原事務所(沼津市の司法書士)のブログです。業務に関連する話題はもちろん、それ以外の話題でも、関心を持った範囲で投稿してまいります。

本ブログに記載する情報(とくに法律・登記関係)の利用については、あくまで参考としてご活用ください。
弊所が情報の完全性を保証するものではありませんのでご留意ください。

 

漢字の入力について(登記統一文字と戸籍統一文字)その1

PCで入力可能な文字には、すべてコードがふられている。コードのふられていない文字は入力することができない。

この文字とコードの対応は「規格」としてまとめられている。

文字コード - Wikipedia

 

現在、一般的なパソコンで利用されている漢字の文字コードは、「JIS漢字コード」らしい。

JIS X 0208 - Wikipedia

 

一方で、戸籍上で利用されている漢字は、上記「JIS漢字コード」記載の漢字よりも多い。

では、「JIS漢字コード」に存在しない漢字をPC上で入力したいときにはどうすればよいのか。

その場合には「外字」として文字を登録しコードを得た上で、PCで入力する。

「外字」とは、外字とは特定の文字集合文字コードなど)に含まれない文字のことをいう(規格外の文字だから、外字か?)

外字 - Wikipedia

(※上記にも記載されているが、常用漢字外の漢字を外字ということもある。)

 

この外字登録は、個別のパソコンで行われるから、外字登録をしていない別のパソコンを使うと、登録したはずの外字が表示されなかったり、最悪、当該コードに別の外字が登録されていて、意図しない文字が表示されることもある。

(弊所では、外字登録を複数のPCで同期させているが、これを怠った結果、違う文字が表示されていたことがあった。。)

 

戸籍のように、通常の文字コードよりも多くの漢字を利用している情報を電子化する場合には、規格外の文字を外字登録する必要がある。

しかもそれを、電子化された情報を利用する各市町で同期させなければならない。

 

そんなことは無理なので、解決策として、戸籍用の文字コードを利用するという方法がとられた。

それが「戸籍統一文字情報」である。

戸籍統一文字 - Wikipedia

(それにしてもウィキペディア様々である。)

 

この「戸籍統一文字情報」は、インターネットで利用することができる。

法務省 戸籍統一文字情報 トップ

試しに、何か漢字を検索してみると、該当する漢字に6桁の番号(戸籍統一文字番号)が振られているのが確認出来る。

(例:「漢」の戸籍統一文字番号は203690。)

 

もしも戸籍に利用されている文字が「戸籍統一文字情報」にないときはどうするのか?

その場合の対応は「平成16年04月01日民一928通達」に記載されており、具体的には(1)市区町村長から法務局等の長に報告

(2)法務局等の長は、法務省民事局長に報告。

 となっている。

 

登記を申請する際に、外字が登場した場合にも、上記戸籍統一文字情報のHPで該当する漢字を検索し、外字登録をした上で申請するという対応をとっていたが、最近、これがかわった。

「登記統一文字」の登場である。

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漢字の入力について(登記統一文字と戸籍統一文字)その2 - 司法書士法人 貝原事務所(沼津市の司法書士)