司法書士法人 貝原事務所(沼津市の司法書士)

司法書士法人 貝原事務所(沼津市の司法書士)のブログです。業務に関連する話題はもちろん、それ以外の話題でも、関心を持った範囲で投稿してまいります。

本ブログに記載する情報(とくに法律・登記関係)の利用については、あくまで参考としてご活用ください。
弊所が情報の完全性を保証するものではありませんのでご留意ください。

 

海外で死亡した相続人の手続きについて

面白い資料があったので、その要点をまとめる。

http://www.thr.mlit.go.jp/Bumon/B00097/K00360/happyoukai/H26/5-1.pdf

 

海外で死亡した相続人(日本国籍)およびその配偶者(アメリカ国籍)について、不動産登記をするうえでどのように処理すればよいかというもの。

 

(1)

相続人について、戸籍上死亡の記載が未記載であった。

そのため、アメリカの医療機関で発行された死亡診断書の要点を和訳し、日本にいる親族から死亡届を提出することで戸籍に死亡の旨を反映させた。

(2)

配偶者については、なんと埋葬された墓標の写真をもって、死亡(上記相続により前に死亡していた)したことの確認資料としたという。

(3)

子の存否については、外務省(及び日本領事館)に「出生届の出されていないことの証明」をもとめたところ、拒否(そうした証明を交付する権限ない)され、結果としては、相続人全員から「ほかに相続人はいない旨の証明」を取得して対応することとした。

 

資料作成者を見ると、公共団体の用地買収に絡むものと推測されるが、このような資料を作成し、共有する点は素晴らしいなと思いました。